• 若いデザイナーへの手紙

    *訳注:原文はとても美しい文章で書かれています。是非原文もあわせてご覧ください。 認めよう、僕は君の才能を怖がってる。君の仕事は鮮やかで、想像力に富んでいて、僕が同じ年齢の頃に書いていたスケッチなんかよりよっぽど素晴らしい。僕が今までどうにか学んできたことなんて、君にはほとんど役に立たないだろう。いつの日か、君は僕より優れたデザイナーになる。 でも今はまだ、僕は自分の唯一の強みにしがみついていることにしよう。僕が君より価値を出せること、結果を出す力のことだ。鉄より硬いCEOとの議論に立ち向かったり、リスクや面倒事を何ヶ月も前に予想したりできる。デザイン的な賭け事では、いつも正しい色に賭けられるし、ステークホルダーは僕を信頼してくれている。 だからもし僕に付き合ってくれるなら、君が早く次の壁にぶつかることができるように、いくつかアドバイスしてみようと思う。 ペースを落とす 君は素晴らしい才能を持ってる。でも、それを証明しようと結論を急ぎすぎることがあるだろう。アイデアの実を枝から摘んで、熟すのを待たずにそのまま皿にのせるようなことをしていないだろうか。記録的なスピードで間違った答えを出し(続きを読む...)

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  • NPOが活用すべき Twitter の新機能

    2014年4月からTwitterのプロフィール画面が刷新され、同時にいくつかの新機能が追加されたのをご存知でしょうか? この変更によりプロフィールページの印象や機能性が大きく変わり、より強いビジュアル表現ができるようになりました。 Nonprofit Tech for Goodの記事では、NPOが活用すべき4つの新機能が実例と一緒に紹介されていました。Twitterの新しい活用方法を検討する時に是非ご覧ください。 1. ヘッダー画像 プロフィールページのヘッダーに、1500×500 pixelという大きなサイズのヘッダー画像が表示できるようになりました。@OxfamIrelandでは写真と広告コピーをうまく組み合わせています。 2. プロフィール画像 プロフィール画像のサイズも400×400 pixelと大きくなりました。@UnicefNZはヘッダー画像とうまくコントラストさせ、インパクトのあるプロフィール画像になっています。 3. Tweetのピン止め プロモートしたいTweetをピン止めし、プロフィールページの上部に表示できるようになりました。イベント告知やキャ(続きを読む...)

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  • NPOがGoogle Glassを使ったら…。WWFの事例

    Googleが2013年から試験的に配布しているGoogle Glassを、NPOが使うとしたらどのような使い方が考えられるでしょうか? Marshableの記事によると、Googlaは「Giving Through Glass」というプログラムを通じてアメリカのNPO 5団体に、Google GlassとGlass向けのトレーニング、そして25,000ドルの寄付を提供しており、その成果の一つとしてWorld Wildlife Fund (WWF)による活用例を動画で紹介しました。 この動画ではWWF シニアリサーチャーのサビタ・マラが、Google Glassを使ってネパールでサイの生態を調査する様子が描かれています。 マーケティング目的ではないテクノロジーの使い方の、良い例ではないでしょうか。是非ご覧ください。

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  • 水と魚とユーザー中心デザイン

    ユーザー中心デザインに対する批判は止むことがありませんが、もしかしたらそこまで悪いものではないかもしれません。 よくユーザー中心デザインは制限が多いため、更にその先へ進まないといけないといった話を聞きます。もしくは、考慮しなければいけない全ての要素をカバーしていないので、単純に使いものにならないと言う人もいるでしょう。ジェレッド・スプールはユーザー中心デザインは全く役に立たないと言い切りましたし、ドナルド・ノーマンでさえユーザー中心デザインは害になる場合もあると話しています。 デザイナーがデザインプロセスを評価し、批判するのは正しいことでしょう。確かに方法論としてのユーザー中心デザインには多くの制限がありますし、このことは他の著名なデザイナーが言及しています。アクティビティ中心設計や自己中心設計も同じように、状況によっては正しいプロセスになり得るのです。 ただし、ユーザー中心デザインはただの方法論ではないということは忘れないでおいてください。ユーザー中心デザインは柔軟に変化する価値観の集まりです。「柔軟に変化する」と言っているのは、それがユーザー中心だからです。人々に使ってもらうためデ(続きを読む...)

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